矯正歯科担当医による矯正治療を受けられます。
「矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です」
矯正治療とは
よくない歯並びや噛み合わせの悪さをきれいに整える治療です。よくない歯並びは、俗に言う「出っ歯」「すきっ歯」「でこぼこした歯並び」です。また、八重歯や受け口も治療の対象です。矯正治療により、口元の形が整うだけでなく、食べ物もよく噛めるようになります。また、発音が明瞭になりますので言葉がはっきり聞き取れるようになります。手入れがしやすくなるため、むし歯や歯槽膿漏の予防にも効果的です。
歯並びが悪いことで起こるトラブル
歯並びの悪さは、こんなトラブルを引き起こすことがあります。
矯正装置の種類
表にブラケットやワイヤーを装着するもの、目立ちにくいブラケットやワイヤーを使うもの、矯正していることが他の人にわかりにくい舌側矯正、マウスピースを使ったものなど、さまざまな矯正治療を行っています。
矯正治療可能な年齢
お子さまの矯正治療では、顎へのアプローチを重視しています。顎の成長をコントロールするのは、幼いうちにしかできない治療です。これは上下4本ずつ歯が生えそろった頃から受けることができます。年齢にするとだいたい6歳ぐらいからです。
成人の矯正に関しては原則として年齢の上限はありません。患者さまのご希望にもよりますが、60歳前後までは可能です。
まずは悩まずに、当院までお気軽にご相談ください。問診をし、ご説明やアドバイスをいたします。
全ての矯正治療の費用を統一料金に
矯正治療はお一人おひとりの噛み合わせや歯並び、歯の大きさなどに合わせ、完全オーダーメイドになっているため、どうしても費用が高額になり、ためらうケースが多いのではないかと思います。当院では、矯正治療の費用を統一料金にしています。装置の種類や個数にかかわらず料金が一定ですので、患者さまに安心して治療を受けていただけると思います。部分矯正の場合、症例により金額が異なりますが、統一料金よりお安くなります。まずは無料相談にて、ご相談ください。
小児矯正
小児矯正は、お子さまそれぞれで症状や治療のパターンが異なります。矯正治療したほうがよい症状もあれば、無理にやらなくてもよい症状もあり、スタートの時期も全く異なるケースが多いものです。大人になってからの矯正と違い、骨が柔らかいお子さまの矯正は最小限の矯正治療を行うことができます。悩みやコンプレックスを抱くことなく笑顔で成長するためにも効果的です。
お子さまの歯並びで気になることがありましたら、気楽にご相談ください。
幼少期から矯正治療をしたほうがいい理由
歯並びが悪いと、むし歯になりやすく、ものをしっかり噛めなくなります。しっかり噛むことは口腔内に自浄作用をもたらし、歯肉炎を防ぐことにもつながります。
また、小さい頃からの小児矯正においては、顎の成長する時期にだけ有効な治療があり、この時期を逃すと後の治療が難しくなることもあります。特に上顎の成長は早く止まってしまうので、早めの時期に1度ご相談ください。幼少期に予備的な矯正を開始することで、永久歯が生えそろってからの治療へと円滑に移行しやすくなります。当院には矯正の担当医がおり、小児矯正治療の相談を無料で行っています。気になる親御さんはお気軽にご相談ください。
小児矯正治療で気をつけていること
当院では、小児矯正治療で顎の骨の成長を理想的な方向に誘導することを目指しています。幼児期から小児期には、悪習癖(指しゃぶり、口唇、舌の位置など)の除去、顎の成長のコントロールを行います。顎は幼児期に成長するので、早い時期にその原因を取り除くべきなのです。
また、最近はカラフルなゴムをつけてお洒落感覚で楽しめる矯正治療もあります。矯正中の見た目を気にせず、治療を受けられますので、ご相談ください。
ご相談ください
矯正治療で多いトラブルやお悩み
矯正装置を装着すると、歯が浮いたり痛みを感じたりすることがあります。これは、歯が動き始めた証拠であり、矯正の効果が現れてきた結果です。痛みの感じ方には個人差があり、通常は数日で治まっていきます。あまり心配しすぎないようにしましょう。もし痛みがひどい場合などは、もちろんすぐにご相談ください。
矯正相談を行っています。
お子さまの歯並びを気にされている親御さんに、矯正の相談を行っています。時間は1人当たり30分。お子さまに同席してもらって、状態を確認しながらお話をうかがい、アドバイスをいたします。
矯正治療に伴う一般的なリスクやデメリット・副作用
2018年改正の厚生労働省 医療広告ガイドラインでは、矯正治療などの自由診療に係るリスクや副作用を情報提供することが求められています。
矯正歯科治療によって多くのメリットが多く得られることを理解することを共に、ほかの医療行為と同様に潜在的なリスクや副作用があることを理解しておくことが必要です。リスクや副作用を恐れるのではなく、正しく理解し、安心して矯正歯科治療が受けられることが大切です。
矯正歯科治療には以下の一般的なリスクや副作用があることをご理解ください。
※すべてのリスクや副作用が生じるわけではありません。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
① 矯正歯科装置装着後に違和感、不快感、痛みなどが生じることがあります。 一般的には数日間~1、2 週間で慣れてきます。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため予想された治療期間が延長する可能性が あります。
③ 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療に は患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨き にくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。
したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらにかかりつけ 歯科医に定期的に受診することが大切です。
また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることが あります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの顎関節症状が生じることが あります。
⑩ 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物) の一部が破損する可能性があります。
⑭ 動的治療が終了し装置が外れた後に、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物 (補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性が あります。
⑮ 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや 咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
⑯ あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。
また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
⑱ 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
矯正治療の進め方
1.相談(1回目) → 2.検査(1回目もしくは2回目) → 3.診断(2回目もしくは3回目) → 4.治療 → 5.保定、メンテナンス
- 1相談:患者さまのお悩みを詳しくうかがいます
- 2検査:レントゲン、型取り、写真を撮り、より詳しく分析します
- 3診断:検査結果をもとに治療方針、期間、費用などについてわかりやすくご説明いたします
- 4治療:装置を装着し、歯を動かす治療をします
- 5保定、メンテナンス:保定装置を使用し、後戻りを防止します
症例
治療前
上下前歯の歯並びと常に開いている噛み合わせに問題があり、食事にも影響がありました。
治療後
きれいな歯並びと、適切な上下の位置によって、美しい口元になり、噛み合わせも改善されました。
期間
症例によりさまざまですが、目安となる期間をご紹介します。
- 小児矯正(第1期矯正治療)
- 毎月通っていただく期間は1年半~2年ほどです。
その後、むし歯チェックを兼ねて、3ヶ月に1度、検診に来ていただいています。
- 大人の矯正(第2期矯正治療)
- 歯を抜く必要がある場合:2年~2年半ほどです。
抜かない場合:1年~1年半ほどです。
保定:2年ほどです。
料金 「矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です」
- 1初回相談料 無料
- 2検査および診断料 38,500円
※精密検査が必要な場合のみ、別途検査料(11,000円)がかかります。
- 3矯正施術料(装置および治療技術にかかる費用)
※装置料は、装置の種類、個数にかかわらず一律定額です。
※当院では、前歯には目立ちにくい透明な装置を使用しています。
※小児矯正では第1期から第2期に移行する場合、第1期と第2期を合計した費用770,000円となるため、第1期に308,000円、第2期には差額の462,000円のみがかかります。
※分割のお支払が可能です。
第1期治療費 | 308,000円+検査料金38,500円+処置料3,300円×20回~30回 合計 412,500円~445,500円(税込) (小児矯正・混合歯列期の治療) 治療期間・回数 24~30か月・24回~30回 |
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第2期治療費 | 770,000円+検査料金38,500円+処置料5,500円×20回~30回+保定装置料11,000円 合計 929,500円~984,500円(税込) (通常の矯正治療、成人矯正治療) 治療期間・回数 24~30か月・24回~30回 |
- 4保定装置料 11,000円
- 5処置料 第1期 3,300円 第2期 5,500円
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(装置の調節あるいは経過管理のために治療ごとにかかる費用)
調整料および観察料
※全て税込金額です