2025.05.20更新
ゴールデンウィークの癒し時間
こんにちは。院長の小林です。
カラッと晴れた青空が
気持ちの良い季節になりました。
梅雨前の過ごしやすいこの時期、
外出する機会も多いのではないでしょうか。
清々しい気持ちでお出かけを楽しむためにも、
しっかりと歯を磨いて、
爽やかで清潔な口内環境を保ちましょう。
外出といえば私はゴールデンウィークに、
栃木県の霧降高原を訪れました。
都会ではなかなか見かけなくなった、
心がほっとする景色にたくさん出会うことができました。
木々の若葉がまぶしく輝き、
澄んだ空気の中に鳥の声が響きます。
足元にはたんぽぽが咲き、
その上を小さな蝶がひらひらと舞っていました。
昔は当たり前だった風景。
しかし、今ではとても貴重なもの。
眼下に広がる風景から受けた感動は忘れがたいもので、
すべてが目に焼き付けたくなるほどの美しさでした。
今年は、青い羽をもつ野鳥にも出会うことができました。
キスゲ平園地の1445段の階段を登り終えたところで
日の入りを拝むこともでき、
緑の高原に夜の帳が降ろされていく様子も
しっかりと瞳の中に収めてきました。
そして夜。
フクロウの鳴き声が森に響き、
「ホウ、ホウ……」と、
自然のリズムを感じながら眠りにつく…。
そんな静かな時間が、
心と身体を深く癒してくれました。
さて、おかげさまで私は、
大自然のお力添えですっかりリフレッシュできましたが、
五月病という言葉もあるとおり、
今は心身のバランスを崩しやすい時節です。
気温の変化や新生活の疲れから
免疫が一時的に下がりやすく、
歯ぐきの腫れや口内炎ができやすくなる方も増えています。
疲労を感じたら、まずはしっかり休息をとりつつ、
お口のケアも忘れずに。
やさしい歯ブラシでの丁寧なブラッシングや、
フロス・歯間ブラシの使用、
うがいでのケアも心がけてくださいね。
そして何よりも、定期的な検診を受けることが、
小さなトラブルの早期発見・予防につながります。
お口の健康は、全身の健康とも深く関わっています。
「特に痛みがないから大丈夫」と思わずに、
ぜひこの春、新緑の季節にあわせて一度、検診にお越しください。
皆さまがいつまでも笑顔で過ごせますように。
私たちがしっかりサポートいたします。
小林歯科
〒144-0046
東京都大田区東六郷1-3-11
TEL:03-3731-4582
URL:https://www.dental-kobayashi.jp/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/S1CHp6UXP9PpJkA3A
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2025.05.07更新
白い斑点、実は危険信号!?白板症の「がんリスク」
こんにちは。小林歯科です。
5月1日はスズランの日。
スズランは白くてきれいな花で、
大切な人に幸運が訪れることを願い
スズランを贈る、フランス発祥の習慣です。
歯も白くてきれいなのが理想ですが、
舌や歯ぐきが白くなっている場合は要注意!
もしかすると、
白板症(はくばんしょう)という、
将来的に「がん」になるリスクのある病気
かもしれません。
白い斑点~白板症の見分け方
白板症は舌や頬の内側、
歯ぐきなどにあらわれる、
白い斑点や板状をした病変です。
ちなみに、
同じようにお口の中が
白くなる病気に
「口腔カンジダ症」
というものもあります。
これらの2つの病気は
一見すると症状は似ていますが、
口腔カンジダ症は白い部分をこすると
剥がれ落ちるのに対し、
白板症はこすっても
剥がれないのが特徴です。
白板症はそのほかに、
粘膜の表面がただれたり、
「何かが当たると痛い」
「食べものがしみる」
といった不快感を
伴ったりすることがあります。
がん化する可能性も? 白板症のリスク
「少し、しみるぐらいならいいか」
と放置してしまうのは厳禁です。
なぜなら、白板症は
将来お口のがんを招く
リスクがあるためです。
実際に、WHO(世界保健機関)が
この病気を「前がん病変」のひとつに
位置づけています。
前がん病変とは
「将来がんになる可能性が高い状態」を意味し、
白板症の約3~14.5%が、がん化する
というデータがあります。
特に、舌にできたものや、
白い部分が厚く盛り上がったもの、
ただれや潰瘍(粘膜がえぐれて穴があいた状態)を
伴ったものは、
がんになる危険性が高いとされています。
白板症の原因と治療
白板症の原因は
まだはっきりとしていませんが、
いくつかの危険因子が
指摘されています。
たとえば、「喫煙」は最大のリスク要因で、
タバコを吸う人は
吸わない人と比べて約6倍も白板症になりやすい
というデータもあります。
そのほかに、
「過度な飲酒」
「合わない入れ歯の刺激」
「ビタミンAやBの不足」
「加齢や体質」
などもリスク要因です。
白板症の治療は
これらの要因を取り除くことが基本で、
禁煙などの生活習慣の改善、
入れ歯の調整、
ビタミンA・Bの投与などで
改善することもあります。
一方で、悪性化しやすい白板症については、
病変部を切り取る外科処置が
必要になります。
白板症は長い年月をかけて
進行することもあるため、
治療後も定期的なチェックが
欠かせません。
気になる症状は早めに相談
「白くなっているけど痛くないから大丈夫」と
放っておくと、がんになる
おそれがあります。
白板症は今のところ
確実な予防法がないため、
早期発見がとても重要です。
お口の中に
いつものとは違う変化が見られたら、
自己判断せず
早めに歯科や口腔外科を受診しましょう。
小林歯科
〒144-0046
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